コラム

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初心者向け|ウサギの飼い方を徹底解説!食事・ケージ・健康管理の基本

2026.08.07 その他

「ウサギをお迎えしたい」

「今飼っているけど、この育て方で大丈夫かな?」

そんな飼い主様に向けてご紹介します。

ウサギは愛らしい見た目と穏やかな性格で人気の高いペットですが、実は環境変化やストレスにとても敏感な動物です。

少しの環境の変化やストレスでも体調を崩してしまうことがあります。

ウサギは本来、野生では外敵から身を守りながら生活している「被食動物」です。

そのため、

・体調が悪くてもギリギリまで隠そうとする

・大きな音や急な動きが苦手

・ストレスに弱い

・消化器がとても繊細

という特徴があります。

「昨日まで元気だったのに急に食べなくなった」というケースも珍しくありません。

ウサギには安心して過ごせる自分だけのスペースが必要です。

ケージ選び

ケージはできるだけ広めのものを選びましょう。

目安として、

・寝転がれる広さ

・後ろ足で立ち上がっても耳が天井につかない高さ

・トイレ、牧草入れ、給水器を置いても余裕がある大きさ

がおすすめです。

床材

足裏への負担を減らすため、

・ウサギ用マット

・木製スノコ

・プラスチックスノコ

などを使用しましょう。

室温・湿度管理

ウサギは暑さがとても苦手です。

適温

・18~24℃

・湿度40~60%

が快適に過ごせる環境とされています。

健康な体を維持するためには、食事が最も重要です。

(1)牧草(チモシー)とペレット

牧草は主食です。健康な子は1番刈りがおすすめです。

食事全体の約80%以上を牧草にすることが理想です。

牧草には

・歯を適切にすり減らす

・胃腸の動きを保つ

・腸内環境を整える

・肥満の予防

など多くの役割があります。

いつでも好きなだけ食べられるように用意しましょう。

(2)お水

新鮮なお水を毎日交換してください。

(3)おやつ

葉野菜は適量であれば毎日の食事に取り入れることができます。

トイレ掃除

毎日行い、

・尿の色

・尿の量

・便の大きさ

・便の量

も確認しましょう。

ウサギの健康状態は排泄物に表れやすいです。

ブラッシング

毛の生え変わり時期には毎日ブラッシングがおすすめです。

通常、毛は便と一緒に排泄されますが、食欲低下や胃腸の動きが悪くなると毛がたまりやすくなります。

しかし、胃腸の動きが低下すると毛がたまりやすくなるため、ブラッシングと十分な牧草摂取が大切です。

爪切り

爪が伸びすぎると、

・ケガ

・骨折

・歩きにくさ

につながります。

その子によって変わりますが、1~2ヵ月ごとを目安に切りましょう。

運動

ウサギにも毎日の運動は欠かせません。

運動不足は

・肥満

・ストレス

・筋力低下

につながります。

特に

・電気コード

・観葉植物

・薬

・小さなおもちゃ

・ビニール

などは誤食や感電事故の原因になります。

毎日確認したい項目はこちらです。

・ご飯を食べているか

・牧草をしっかり食べているか

・食べるときに食べにくそうにしていないか

・元気に動いているか

・便はいつも通り出ているか

・おしっこは正常か

・鼻水や目ヤニは出ていないか

・よだれは出ていないか

・歯が伸びすぎていないか

次のような症状は緊急性が高い可能性があります。

・ご飯を食べない

・便が出ない

・お腹を丸めてじっとしている

・呼吸が苦しそう

・ぐったりしている

・歯ぎしりをしている

・出血している

・急に頭が傾いた

定期健康診断も大切です

ウサギは不調を隠す習慣があるため、病気が進行してから気づくことも少なくありません。

健康そうに見えても、年に1~2回の健康診断を受けることで、

・歯の異常

・肥満

・心臓や呼吸器の異常

・消化器のトラブル

・泌尿器疾患

などを早期に発見できることがあります。

Q:牧草を食べてくれません。どうしたらいいですか?

まずは牧草の種類を変えてみましょう。

チモシーにもさまざまな種類やメーカーがあり、好みが分かれます。ペレットやおやつを食べ過ぎていると牧草を食べなくなることもあります。

急に牧草を食べなくなった場合は、歯の病気や体調不良が隠れていることもあるため、早めの受診をおすすめします。

Q:チモシーは1番刈り・2番刈り・3番刈り、どれを選べばいいですか?

健康な成ウサギでは1番刈りがおすすめです。

1番刈りは繊維が豊富で、歯の摩耗や胃腸の健康維持に役立ちます。食べにくそうな高齢のウサギや歯の病気がある場合は、2番刈りなどを選ぶこともあります。

Q:ウサギが便を食べていますが、大丈夫ですか?

はい、盲腸便を食べるのは正常な行動です。

盲腸便にはビタミンB群やたんぱく質などが豊富に含まれており、健康維持に欠かせません。通常は排泄後すぐに食べるため、飼い主様が見かけないことも多いです。

若いうちから定期的な健康診断がおすすめです。

ウサギは体調不良を隠す習性があるため、見た目では異常に気付きにくい動物です。

若いうちから年1回、5歳以上は半年に1回程度を目安に健康診断を受けることで、歯の異常や肥満、消化器・泌尿器疾患などの早期発見につながります。

無理に抱っこする必要はありません。

ウサギは被食動物のため、抱っこを怖がる子も少なくありません。

無理に抱っこを繰り返すとストレスやケガの原因になることがあります。まずは床で一緒に過ごす時間を増やし、自分から近づいてきてくれる関係を築くことが大切です。

ウサギは正しい飼育を行えば、7~10年以上、個体によってはそれ以上長生きすることもあります。

毎日の食事や生活環境、健康チェックを大切にし、小さな変化にも気づいてあげることが健康維持につながります。

当院では、健康診断や爪切り、食事・飼育相談も行っています。

ウサギとの暮らしで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

初めてウサギをお迎えする方から、現在一緒に暮らしている方まで、お気軽にご相談ください。

ご相談・ご予約はこちら 矢印 お電話でのご相談:078-251-2200
今井 勇太郎

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今井 勇太郎 JAHA認定総合臨床医

ヒイラギ動物病院 院長・獣医師

2025年4月に神戸市中央区でヒイラギ動物病院を開院。犬・猫はもちろん、ウサギやハムスター、フェレット、小鳥、爬虫類などのエキゾチックアニマルまで幅広く診療しています。

「大切な家族に、安心して相談できる動物病院でありたい」という思いのもと、一頭一頭に寄り添った丁寧な診療を心がけています。JAHA認定総合臨床医として総合診療を軸に、眼科・消化器・皮膚科・エキゾチックアニマル診療にも力を入れ、分かりやすい説明と納得いただける医療の提供に努めています。

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